「あずみ」の魅力
あずみは徹底的に優しく、素直で、初心でした。
2話で世話になった忍びの村の人間を一人残らず抹殺するという命令を受けましたが、赤ん坊を斬るのを躊躇しました。
他の子どもたちは無邪気に、または淡々と人を斬ってきましたが、あずみは常に自分の状況に疑問をもっていました。
やがて独り立ちするにあたり、彼女はこれからどうすれば…と途方に暮れていましたが、ふとしたことでかつて自分が斬った標的の護衛を助けたことで、その彼によって道が示されました。
「心のままに生きよ、汝の心に菩薩あり」 この言葉がその後のあずみの人生を支えたといっても過言ではありません。
あずみは一人になったあとも人を斬る道を進みましたが、同時に大切な人もたくさん失いました。
しかし彼女は「俺に復讐を考える資格は無い」という姿勢を貫きます。
たくさん人を斬ってきた彼女が示した懺悔なのかもしれません。
女性としての「あずみ」
また、あずみは異人の血が混じているとされ、いわゆる可愛らしい顔立ちをしています。
長い話のなかであずみは少女から豊満な女性の体へと成長し、方々で男性を虜にしました。
彼女自身は大きくなった胸を「邪魔だな…」としか思っていませんでしたが…。
敵として出会ったが、あずみに助けられたことで陰日向と見守ることになった飛猿という忍びも、あずみが水浴びをしている所を見て「いい女になったぜ…」と呟くシーンがありました。
それから理想の世を目指す青年、あずみの任務により共に行動するが彫り物師を目指す青年、あずみの命を狙う者さえあずみの虜になることもありました。
あずみの体を蹂躙しようと述べる敵もたくさん登場しました。
まとめ
さて、ここまで「あずみ」について紹介しましたが、まだまだここには書ききれない魅力が「あずみ」には詰まっています。
あずみの物語がどのように展開し、そして行く末はどうなるのか。
詳細が気になった方は、ぜひ「あずみ」を手にとってみてください。