こんにちは!たけまるです。
インターネット回線を契約するときに、一番気になるのが回線速度ではないでしょうか?
速度が遅いと、You Tubeが読み込まれずに止まったり、マンガアプリなども更新されなかったりで不便なんです・・・
今回は、回線速度はどのくらい必要なのかについて書いていきたいと思います!
インターネット回線の基礎知識
その前に、インターネット回線について話す時によく出てくる言葉について説明したいと思います。
・Mbps(メガビーピーエス)
回線速度の単位としてよく出てくるMbpsですが、これはmegabits per secondの略で、1秒間にどれだけのデータを運べるかを表します。
たとえば、1Mbpsなら1秒当たり1メガビットのデータを運べます。
注意したいのは、通常データの大きさを表す単位であるMB(メガバイト)は、メガビットの8倍だということです。
つまり、1メガビット=0.125MB、なので回線速度が8Mbpsなら1MBのデータを1秒で運べるということになります。
ちなみに、1,000Mbps=1Gbps(ギガビーピーエス)です。
GはMの1000倍と覚えて下さい。
同様に、1000MB=1GB(ギガバイト)です。
・上り、下り
インターネット回線の速度は、上り、下りの2種類があります。
上りは、こちらからデータを送る(アップロードする)ときの速度です。
メールを送ったり、SNSに投稿したりする時ですね。
下りは、向こうからデータを受け取る(ダウンロードする)ときの速度です。
WebサイトやSNSで表示される文字や画像、それに動画やゲームのデータなどをダウンロードするときの速度です。
基本的に、下りの方が上りより速くなります。
また、通常は下りの方をよく使うので、速度を比べる時は下りに注目しましょう。
・ベストエフォート方式
回線契約時に表示される『最大通信速度』ですが、これは『ベストエフォート方式』という考え方のもとに表示されている数値です。
つまり、「仕様上は速度がこれだけ出るはずなので、その速度に近づくように日々努力しています」ということで、現実的には最大通信速度が出る事はまずないと言っていいでしょう。
回線速度は回線の使用状況や接続する通信機器などによっても変わってくるので、実際に出る速度は、最大通信速度の10~30%程度という事がほとんどです。
快適なインターネットに必要な回線速度の目安
人によってインターネットの用途は違ってきます。
Webサイトを見たりSNSを使ったりするだけという人もいるでしょうし、動画を見るのがメインという人、しょっちゅうオンラインゲームで遊んでいるという人もいます。
そういったインターネットの使い方によって、必要な速度というものも変わってきます。
大体の目安ですが、以下の通りの速度は欲しいところです。
・Webサイトを見たり、SNSを使うだけ:1~10Mbps
・動画を見たり、ビデオ通話を使う:3~20Mbps
・スマホゲームで遊ぶ:5Mbps以上
・4Kの動画を見る:25Mbps以上
・PCのオンラインゲームで遊ぶ:30Mbps以上(快適なダウンロード・アップデートのためには100Mbps以上欲しい)
総合的に考えると、インターネット回線の速度は10~30Mbpsくらい出ていれば十分という事になります。