社会をやっていくということ
学校を卒業して就職し、仕事について収入を得て、その中で生活をする…。
ごくごく一般的なスタイルであり、サラリーマンと呼ばれるような雇用関係を結んで生計を立てている人が昨今では多くいますよね!
そして、自営業やフリーな人物でも、それぞれさまざまな悩みや不満を抱えて生きています。
人生を生きるということは、食べていくということにほかならなく、たいていの人々は労働でお金を手に入れて食べ物を買い生活をするということですよね。
その繰り返しの中で、例えば朝起きてスーツに着替え、満員電車に乗り、会いたくもないような上司や同僚たちと肩を並べ、くたくたになって家に帰る…。
それぞれがそれぞれのやるべきことを行うことで、社会が回っていきます。
世界は誰かの仕事でできているとは缶コーヒーのCMだが、なるほどたしかにそうなのかもしれないですね。
だがしかし、社会をやっていくということは時に人々に無理を強いることにもなります。
やりたくもない作業を、自分の心をだましだましやっていても、いつしか限界を迎えてしまいます。
その手前で愚痴を言ったり、話を聞いてもらいたくなるのが人間ですよね。
しかし、例えば狭い業界で自分がこういった発言をしたと知れてしまうと、立場がなくなったり攻撃をされてしまったり、本音をなかなか言えないという状況は多くあります。
あるいは全く関係のない部外者で、匿名性が担保されており、話を聞いたときに求めていないアドバイスや頭ごなしの批判をすることなく、ただそこにいてもらいたいそんな人なら話したい、そういった需要があるのは確かです。
それがプロ奢ラレヤーです。
合言葉は「ウケる」、「えらい」。
相手を認め、面白がり、バカにしておもしろがったり、時にほめつつ、まったく初対面なのにまるで友達のような居心地のいい感覚です。
それが彼という人物像です。
もしかしたら新たなカウンセラーと呼んでもよいのかもしれないですね。
靴下を履けないという特性
本来おもしろい話を聞きたい、変わった人物に会いたいというコンセプトのもと、過去3000人に奢られてきました。
しかし、新型コロナウイルスで他者と会うことそのものがリスクとなり、現在は活動の場をYouTubeに移しています。
そんなプロ奢ラレヤーは、靴下を履けないんだそうです。
厳密に言うと履けないということはなく、足に身に着けることはできるものの
その状態のものがついている感覚がどうしても気になってしまい、全集中力を靴下に持っていかれてしまうために履いていないのです。
他にも、決まった時間に特定の場所へ行くといったスケジュールなども苦手です。
奢られるときは、もしかしたら予定をキャンセルするかもしれないと事前に通告をしてくことで自身の負担を軽くしているそうです。
そんな特性を持っていると、決まった時間に起きて靴下をはき働くというオーソドックスなサラリーマンをやることが、かなりの難易度になりますね。
なので、できる人は本当に尊敬しているしすごいと思う、と本人も表明しています。
普段いつも頑張っている人にとっては、小さなことで褒められたり認められたり、自分の苦労をわかってもらえると感じるととてもうれしいものです。
常日頃本を読んだり、多様な人物を見てきた経験から出てくるコメントはなかなか的を得ていて面白いものでありますよね。
他の人にはない魅力がたくさんある奢ラレヤーを興味あれば見てみてはいかがでしょうか?