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実際どのくらいの速度が出ていればOK?
計測サイトやアプリでは、下り(ダウンロード)と上り(アップロード)の速度が測れますが、より重要なのは下り(ダウンロード)です。
これは、使っているPCやスマホに文字や画像、動画などのデータが送られてくるスピードを表します。
上り(アップロード)はこちらからデータを送る時のスピードで、SNSに投稿したりする時に関係してきますが、動画をしょっちゅう送ったりしているのでなければ気にしなくてもOKです。
ネットを使う時に必要な速度は、使い方にもよりますが大体10Mbpsくらいです。
これくらいあれば、動画も見ている途中で途中で止まったりすることは少なくなるでしょう。
20Mbps以上あれば、同時に複数のスマホやPCを繋ぐという使い方もできます。
なお、計測サイトやアプリによっては「Ping」や「Jitter」という数値も計測できる場合があります。
「Ping」は通信の応答速度、「Jitter」はPingの数値のブレ加減のことで、どちらも低い方が良いです。
Wi-Fiの速度が遅かったらやること
下り(ダウンロード)で数Mbpsしか出ていないなど、満足のいかない通信速度が出てしまったら、次のことを順番に試してみましょう。
1.Wi-Fiルーターを再起動してみる
Wi-Fiルーターが長い間起動しっぱなしの場合、熱やその他の原因でルーターの調子が悪くなっている場合があります。
まずは電源を切り、数分待ってから再起動してみましょう。
2.スマホやPCも再起動してみる
遅くなっている原因がルーターではなく繋いでいる機器の側にある場合もあります。
長時間使っている場合、とりあえずスマホやPCも再起動してみましょう。
3.Wi-Fiルーターの場所を変える
ルーターとPCやスマホの間に障害物があったりすると、電波が届きにくく速度が出ない場合があるので、置き場所を変えてみるといいでしょう。
どうしてもいい場所が見つからない場合、自宅であればWi-Fi中継器(ネットや家電量販店で数千円で買える)を置いて電波を届きやすくする手もあります。
4.Wi-Fiルーターのアップデートをする
ルーターのドライバ(機器を動かすためのプログラム)を更新すると速度が速くなることもあります。
アップデートのしかたは、ルーターの説明書を読むか通信会社に問い合わせてください。
5.いっそWi-Fiルーターを変えてみる
Wi-Fiルーターが数年前から使っているような古いものの場合、最新のものに変えると速度が大きくアップする場合があります。
また、どんな手を使っても通信速度が上がらない場合、そもそもWi-Fiルーターが通信エリアに入っていない可能性もあります。
そういう場合は、別の通信会社のWi-Fiルーターに変える必要があります。
まとめ
私たちの生活に欠かせないWi-Fiなので、定期的にメンテナンスをしておかないといざというときに困ってしまいます。
難しいことでもないので、空いている時間に行ってみてはいかがでしょうか?